1.ルート
日光霧降の滝の奥にある3滝を見ながら、大山を歩いてきた。
ルート数値(カシミール3Dから)
距離 8.4Km 標高差 +567m(+1090m、-523m) 所要時間 5時間7分
ルート図(カシミール3Dからコピー) ルートはGPS実績値。合柄橋付近で地図の歩道とは随分とはぐれて歩いたことになる。原因不明。
(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
(2017.3.28ルート表示不可を修正。)
2.感想
霧降から歩いたので、全体的に登りが多くなり疲れました。霧降高原側からスタートした方が良かったかもしれない。紅葉にも少し遅かったようです。でも、3滝を見ることができて大いに満足した山歩きでした。
3.経過
4:50自宅出発。
6:15霧降駐車場到着。滝近くの駐車場は8割方埋まっていたが、少し降りたところの広い駐車場は1台も止まっていなかった。売店前の駐車場にとめさせていただく。朝食・準備。
6:45歩き開始。この駐車場の奥の方に歩いて行く。
コース案内板(6:51)。この左の笹道を進む。
自動車道にぶつかるが、そちらには降りずに、標識にしたがって杉林の道に入る(7:01)。
こんな道を進みます(7:08)。
橋のない川を渡らなくてはなりませんが、私でも簡単に渡れました(7:17)。
この川は霧降川に右岸から合流する小さい谷川です。ロープが張られてここがルートであることを教えてくれます。
こんな木橋を渡ります(7:18)。これで、霧降川の右岸から左岸に移ります。
丁字の滝の入り口です(7:32)。
丁字の滝へは霧降滝右岸に戻らなくてはなりません。また木橋を渡ります(7:33)。
丁字の滝です(7:38)。
滝を見た後は、道を戻って、木橋を渡ります。
玉簾の滝が見えてきます。手前で遊歩道から降りて滝の近くまでいけます(7:49)。
遊歩道に戻って少し進むと、滝見台があります。そこからの眺めです(8:00)。
すばらく進むと、霧降牧場の舗装された道にでます。そこからはマックラ滝がすぐです。木々の間から見えています。
こんどはしっかりした作りの木橋を渡ります(8:19)。
マックラ滝は水しぶきをあげて落ちています。真ん中で大きなきが邪魔をするので、少し岩を上って近くから見上げました(8:32)。紅葉と滝がうまく映えています。水しぶきでカメラが濡れました。防水で良かった。
この滝をみて戻る途中で、カメラをもったおじさんに会いました。歩き始めて最初の遭遇者です。歩きはじめが早かった為か、ルートが逆になったためか余り人に会いません。
マックラ滝から大山にいくには、「農道を行くのが楽」と書いたサイトがあったのでそうしようかと思ったのですが、残念ながら、先ほどの牧場の道は通行禁止になっていました。「家畜防疫」の為となっていますので、もしかすると口蹄疫騒動から禁止になったのかもしれません。それで、猫の平経由で行くことにしました。
遊歩道を少し戻ると、猫の平への分岐点があります。登り始めるのがためらわれるような笹道です(8:32)。
この分岐点で小さな花を見つけました。りんどう(?)です。咲く時期に気づくのが遅れたかわいい花です。自分をみているようです。
猫の平までの笹道は傾斜を垂直に上るような厳しい道です。距離は短かいのですが途中休まないと息が切れます。
猫の平に到着です(8:56)。ここからの眺望はすばらしいです。大山・丸山・赤薙山・女峰山・男体山。女峰はどれだかよく分かりませんでしたがたぶん右の一番高いところでしょう。
ここからは牧草地の縁を歩いて行きます。牛・羊の糞を踏まないように下を向いて歩きます。放牧は10月15日までだと看板に書いてありましたが、糞はまだ柔らかいものがたくさんありました。景色をみながら歩くことは無謀です。遊歩道のルートははっきりしないところもありますが、できるだけ縁を歩くようにしました。途中で、牧場の舗装道路にでます。牧場側からは進入禁止が見えませんでした。マックラ滝まで行いけるのかもしれません。舗装道路を上っていくとまた遊歩道の入り口が右手に見えてくるのでそこから大山に向かいます。大山も牧草地の中です。クマタカだかオオタカだか分かりませんが、牧草地の上を旋回していました。牧草地にねずみでもいるのかもしれません。大山で少し、休憩しました(10:00)。
大山から霧降高原バス停まで向かいます。大山からは牧場を下ります。小さい山を一つ越えて合柄橋、そこから山を登ってバス停です。写真ではリフトが見えます(10:24)。その右下がバス停です。
ここからは、数組のハイカー、数人の単独ハイカーに会いました。
ここからはゆるやかですが登りが続きます。非常に疲れました。写真を撮る気力もありませんでした。やはりこのルートは逆に進んだ方が楽しそうです。
終点に到着(11:41)。バスが出た後なので、駐車場脇で休んで昼食。ここからの眺めも結構いいです。高原山系の釈迦が岳でしょう。手前の少し低い山の紅葉は真っ盛りです。