2010年11月13日 龍王峡

1.ルート

観光地でもある鬼怒川の龍王峡の紅葉を見に行った。。
ルート数値(カシミール3Dから)
距離 5.9Km  標高差 +64m(+314m、-250m) 所要時間(実績) 3時間6分
ルート図(カシミール3Dからコピー(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

今回、GPSの電源を入れていないのを、竪琴の滝にきて気づいた。そこで、電源を入れたのだが、帰宅して確認すると、随分とルートがずれていた。龍王峡駅のずっと南の、鬼怒川右岸の山の中からスタートしたことになっていて、むささび橋のあたりでやっと実ルートに近づいていた。これでは使えないので予定ルートをアレンジしたものを作成してここに載せた。最初は川治湯元駅まで行く予定だったのだが、川治温泉駅までに「日和って」しまったので変更が必要になった。


2.感想
距離はそれほどではないのに、かなり疲れた。昼食を持って行かなかったので、川治で食べようと考えていたのだが、結局、電車時刻の都合で食べずに電車に乗ってしまった。これでかえって疲れてしまったような気がする。やはり、コンビニおにぎりでも自然のなかで食べた方が良かった。それと高所恐怖症の私は高い位置の橋を渡るのが苦手だ。虹見橋は人が多かったのでそれほど気にならなかったが、むささび大橋、浜子橋、小網ダムと4カ所もおなじような場所を渡ったので疲れを増幅したようだ。
紅葉は美しかった。晴れているときの山の輝きは何度見ても美しいものだ。
しかし、白岩半島北側のゴミの惨状はひどい。自動車まで捨てられているのは異常といえる。対策はないものだろうか。

3.経過
今回は、駐車場の確保が難しいと思ったので電車で移動した。それで、家を出たのは今までの歩きの中では一番遅かった(6:30)。
龍王峡駅には9時前に着いた。駅はこの下の谷の部分にある。ここには随分と土産物屋があったのだがかなり減っていた。工事中の箇所が多かった。駐車場を広げるのかもしれない。ここの駐車場が狭いので今回は電車にしたのだが、広がるとうれしい。ただ、不景気で商売が厳しくなっているとすると哀しい。
ここから谷に降りていく。
谷に降りるとすぐ、虹見の滝になる。
ここには五龍王神社がある(9:06)。声をだして祈願しましょうと書いてあったが、小声で祈願した。別にお賽銭が少ない(二人で12円)から恥ずかしいと思ったわけでも、いかがわしいことを願うわけでもないが、大声で「良いことがありますように」とは祈願しづらいものだ。
遊歩道に戻って橋を渡るときに右上を見るとかすかに竪琴の滝がみえる。遊歩道からはよく見えないが、滝がよく見える場所まで登る道があるので登ってみよう。数分で竪琴の滝がよく見える場所に着く(9:11)。ここでGPSに電源を入れていないことに気づいて入れたのだが、峡谷なのでうまく電波が拾えなかったようだ。
龍王峡の誕生秘話が書かれた標識があります。勉強になります(9:17)。
虹見の橋からの眺めです(9:19)。紅葉が見事です。

虹見橋を渡って、「落石注意」の、鬼怒川右岸を進みます(9:22)。歩きやすい遊歩道が続きます。
途中の紅葉と鬼怒川の白い石、緑の水(青いと言うのでしょうか)が見事です(9:24)。

モリアオガエルが生息するという沼です(9:32)。
対岸の紅葉と後背の山の紅葉です。所々滝のように水が落ちています(9:36)。
木道を進みます(9:46)。
むささび大橋に着きました(9:50)。ここで左岸に戻ります。そこにトイレがあります。ありがたい事です。
この先に、大観があります(10:02)。名前のとおりすばらしい眺めです。
五光岩です(10:12)。その説明もありました。説明板の下の「救急13救助」はこのルートにはたくさん置かれていましたが、万一事故に遭ったときこの番号を伝えると救助の手助けになるというものです。ありがたい試みだと思います。
兎はね(とはね)です(10:17)。川幅が狭くなって(4mくらい)兎が跳ねてわたれるのだそうです。このあたりまでが青龍峡だそうです。確かに岩が青みを帯びているような気がします。
かめ穴を過ぎて紫龍峡に入ったようです(10:27)。少しですが岩の色が紫がかっているようにも見えます(気のせいでしょうか)。
白岩半島に着きました。川原に降りてみます(10:39)。
かわらで、早めの昼食を取ったり、子供と遊んである家族もいました。
でも、どうして「半島」なのでしょう。海や湖なら分かるのですが、ここははだ蛇行しているだけです。「白岩蛇行」や「白岩曲り」なら分かるのですが。

白岩を曲がっていくと、タイヤ・ドラム缶が転がっている場所に出ます。よく見ると、ミニコンポなども落ちています。たぶん上を道路が走っているのでそこから投げたものでしょう。なんと上を見ると、乗用車までもあるではありませんか、木に引っかかっていますから遊歩道までは落ちていませんがその辺は非道い状態です。

遊歩道は発電所を見ながら、歩きやすい道を進みます。登って降りると浜子橋です。枠は鉄製の吊り橋ですが、歩くところはベニヤ板でした。左右は川が見られる鉄の格子になっています。私は前をみて一気に渡りました。浜子橋を振り返ります(11:26)。

橋を渡るとすぐ右に入る遊歩道があります。その遊歩道はコース図、2万5千分の1の地図にも出ていませんが、「歩いてよい」という看板に従って入ることにした。
途中、滝が見えたり(11:30)、
こんな清流を近くでみることができたり(11:34)、
しますが、
途中の、木道やはしごが腐りかけていたり壊れているところがあります。景色がすばらしくおすすめなのですが、歩くときは要注意です。

この側道は最後に少し登って自動車道につながります。自動車道からの鬼怒川です(11:54)。

トンネルを抜けて、標識にしたがって歩いて行くと、小網ダムに着きます(12:05)。
最初の計画ではこのダムを渡らずに川治湯元駅まで向かう予定でしたが、おなかがすいてきたので川治温泉駅に向かうことにしました。
ダムの上からの眺めです。
駅の近くでそばでも食べようと思いました。ダムをわたるとすぐ右上に駅への近道があります。
しかし、駅につくと、すぐ電車がくるということなので、そばは諦めて電車に乗ることにしました。
駅からの眺めです。
栃木駅まで直行しました。栃木では「秋まつり」で山車がたくさんでるそうです。私は人混みが苦手なので気が進まないのですが、妻が是非みたいということでつきあうことにしました。栃木駅でカレーライスを食べてまつりの場所へ向かいました。人出が多くて大変でしたがすべての山車をみました。

帰宅は16時。なんと1万9千歩も歩いていました。秋まつりで随分と歩いたようです。

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