2010年12月11日 大坊山・大小山

足利市の東部に位置し、すばらしい眺望で、ハイカーに人気のある大小山へ行ってきました。
少し、靄がかかっていていて、妙義山頂の360度の眺望は残念な面もありましたが、良い天気に恵まれて山歩きを楽しむことができた。しかし、かなり疲れました。尾根歩きルートですが、その尾根が狭い。所々大きな岩が鎮座していてそれを乗り越えなくてはならない。初めての私には随分と怖いところもあってスリルというよりスリラーに感じた。
しかし、終わってみると、今度は逆ルートに挑戦したいとか、主な岩の配置をまとめて越える方法をまとめたいとか考えています。とにかく眺望がすばらしい。遅くとも来年早々には、少し風が吹いた後のすっきりと遠望がきく朝に、阿夫利神社側から妙義山まで登って眺望を堪能したいと考えています。

ルート

ルート数値(カシミール3Dより)
距離 7.5Km 標高差(0m、累積782m、-782m)
所要時間 5時間10分

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

(2017.3.28ルート表示不可を修正。)

経過

8時、自宅出発。大山祇神社前の駐車場に到着(9:20)。すでに6-7台の駐車あり。私たちが出発の準備をしている間にも2台到着。かなり、人気のルートのようだ。私たちとは逆ルートらしく、おじさんが単独で駐車場から山を降りていった。


神社に安全を祈願して出発(9:30)。右手に回ると、トイレがあります。その奥のコースをすすむ。結構、傾斜のある道だが、落ち葉をきれいに掃き寄せてあり、非常に歩きやすくなっている。信者の方々が、大坊山までの道を整備してくれているのかもしれませんね。感謝!。

大坊山頂上に到着(9:50)。かつてはここに神社があったというだけあって、平に整地されています。

ここから足利市街が眺望できます。
大坊山で小休止して、山を下る。この下りは急傾斜の上、露岩が多く歩きづらい。このルートの先を予見させる部分でした。
長林寺との分岐に到着(10:09)。
この先に、木製ベンチがありそこで休憩。下のゴルフ場がよく見える。数人のゴルファーがプレイ中だった。
進行方向には、採石場の頂が見えている。
ここからも尾根道を進みます。左側が採石場、右側が国有林らしく営林署のプレートがいくつかあります。
途中、尾根に沿ってゆくルートと、右に回るルートにわかれます。尾根に沿ってゆくと、採石場の頂に通ずるようですが、採石会社のプレートには右の道を進むようになっています。恐がりの私は迷わず右にすすみました。
右に進んでも、少し行くと「鉱山山頂より大坊山」というプレートがあり、そこから採石場頂上にでることができます。そちらへ行ってみた。数分で頂上に到着。そこからは、日光足尾上毛の連山がきれいに眺望できる。しかし、下は採石場です。あまり、縁には近づきたくありません。頂上から戻るときに、落ち葉で何度も滑りそうになりました。この季節は要注意です。
番屋到着(10:47)。小休止。
番屋の下に簡易トイレあり。汚れていたが借りることにしました。
出発(11:00)。越床峠までの下りは、枯れ葉に注意して進む。途中、元気な愛犬を連れたハイカーに会いました(この方にはやまゆり学園の上でも再会した。その時も犬は元気だった)。

越床峠到着(11:14)。

ここからも尾根道を進みます。木々の間から日光などの山並みが眺望できます。この写真のような道が続けば、好天にも恵まれていたので、快適な山歩きが続くはずなのですが、ここからはいくつか障害物があって、邪魔をしてくれます。これがこのルートの魅力でもあるのでしょうが。
最初の障害物。どう越したら良いものかと思案していると、おじさんがやってきて手ほどきをしてくれました。「左側をこう回るといいんだよ」。それをまねしましたが、左側(北側)は落ちるとかなり転がっていきそうでした。でも何とか越すことができました。越した後の岩を振り返ります(12:05)。
これを越してもまだ岩は続く。いくつあったか忘れました。私たちは、格好も気にせずに、しっかりと岩に這いつくばって上り下りするのですが、慣れた人は本当に簡単に越してしまう。いつかはそうなりたいものです。
妙義山の手前で昼食にしました(12:11)。目の前が日光連山。他のブログにもあるように、どうして足利にこんな良い眺望があるのだろうというぐらいすばらしい眺めです。昼食はいつものようにコンビニのおにぎり(ちょうど100円均一セールをやっていました。私は、梅に昆布だからそれほどお得ではない。妻はしっかりと130円以上のモノを選んでいた)。
出発(12:35)。
直後の小ピークから妙義山を見る(12:40)。妙義山下の岩だらけのルートを行くハイカーが小さく見えます。
この小ピークから、妙義山へは落ち葉と岩に悩ませられる歩きづらいルートだった。特に上りはきつい。
妙義山山頂に到着(12:59)
360度の眺望です。東、残念ながら筑波山は見えません。
北、男体山・女峰の日光連山が見えます。
西、赤城山がはっきりと見えます。靄がなければその左側に浅間山が見えるそうです。
南西、手前は山麓の家々だが、その先は足利市街。
大小山に到着(13:09)。
大小山から妙義山を振り返る。この間も岩だらけです。
大小山から、有名な「大小」を見る為に、見晴台へ降りました。

ここからはルートへ戻り、やまゆり学園まで尾根伝いに降りていきます。足が痛くなってきました。
やっと、やまゆり学園の登山口に到着(13:55)。

ここからは、大山祇神社へ向かいます。神社は見えているのだが、直進する道がない。農作業している方に墓地の横を通る道を教えてもらいました。多少は近道になったようです。駐車場到着(14:28)。私は炭酸飲料は飲まない事にしているのですが、山歩きしたあとはやたらと飲みたくなります。今回も、最初のコンビニで買いました。足はパンパン状態。もっと鍛えなくては。

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