2011年11月3日 赤城山系 荒山・鍋割山

妻と赤城の荒山・鍋割山を歩いてきました。鍋割山方向には子供連れから年配者まで幅広いハイカーが大勢歩いていました。荒山を廻った人は少なかったようです。
紅葉には遅かったですが、尾根から見る麓の紅葉は見事でした。ただ、天気が曇っていたのが残念でした。紅葉は日光の輝きの中で見たいものです。しかし、新しい落ち葉を踏みしめての楽しい山歩きになりました。
脚も好調で、芍薬甘草湯のお世話にはなりましたが、痛みが出る前に下山できました。

ルート

ルート数値 距離9.1Km  累積標高差 (+829m, -829m)  所要時間 4時間50分(休憩込)

行程(あくまで私の気ままな歩きの結果です。)
姫百合駐車場-(37分)-荒山高原-(52分)-荒山-(47分)-芝の広場-(10分)-荒山高原-(35分)-鍋割山-(40分)-荒山高原-(28分)-姫百合駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
経過

(姫百合駐車場まで) 6:20自宅発。駐車場への入口がわかりやすいか心配していたのですが、県道四号線を上っていき、箕輪に着くとすぐ「姫百合駐車場」の道路標識がありました。右折して駐車場に入ります。8:30着。空きは少ししかありませんでした。駐車場にはトイレがあります(トイレットペーパー完備、水洗)。この辺りの紅葉も少し時期を過ぎているようです。

(荒山高原まで) ふれあいの森への舗装道路の左手に登山口があります。最初は木の階段です。

すぐこの標識があります。

荒山高原へは、標識後の階段方向には上らず、右手、杉の森の中へ下りて行きます。

いくつか分岐がありますが、標識があるので、「荒山高原」へ向かいます。この標識は左手に上ります。
高原に近づくと岩の多い歩道になります。ルートを間違わないようにトラロープが張られています。
荒山風穴です。涼しい風がでてくるのでしょう。温度計がおいてありました。
岩が増えてきますが、注意すれば危ない箇所はありません。親切にも矢印で歩き安いルートを案内してくれます。
約40分弱で荒山高原に到着しました。大勢の行楽客が休んでいました。

(荒山まで) 十文字から東方向に進みます。荒山方向は行楽客のすくない、山歩きを目的とする人たちのルートでした。
最初は緩やかな上りです。
箕輪からの分岐標識です。
もう少し進むと、見晴らしが良くなりました。
振り返ると鍋割山方面が見えます。この山一体はツツジの群生になっています。初夏にはいろいろなツツジが楽しめそうです。曇っていましたが、この左手先には富士山が見えました。
ダケカンバ林の先には麓の町が見えます。
荒山手前は急傾斜になります。一部滑りやすい場所にはロープが張られていました。
荒山に到着です。十文字から約50分かかりました。

三角点もあります。
北西方向に眺望の開ける岩がありました。そこからの眺めです。

北東側にも眺望の開ける場所がありました。アンテナの林立する地蔵岳、その右に長七郎山が見えます。

そこでビールをのみながら景色を楽しんでいる男性がいて、その方に筑波山と男体山が見えていることを教えてもらいました。手前は赤城ですが、その向こうに袈裟丸山が見えます。その左奥に少し男体山が頭を出しています。

(南周りで荒山高原まで)
荒山から南東に下りる道は歩きやすい道でした。少しですがシャクナゲが生えています。
ひさし岩です。南東方面の眺望が開けます。
谷に見えているのは、麓の赤城温泉のあたりでしょうか。
上の東屋まで下りてきました。県道16号の空きスペースに車をとめて歩いてきたという年配夫婦に会いました。そちらからは「関東ふれあいの道」が続いているようです。

ここからは笹道を進むのですが、今日はちょうど歩道のササ刈り作業があったようです。刈られたばかりのササがありました。
荒山高原への分岐に着きました。ここまでは少し下りの歩き安いルートでした。
この標識のそばには、東屋と芝の公園があります。芝の公園で休みました。芝の公園にもかなりササが侵入しています。

ここからもアップダウンの無い歩き安い道で荒山高原へ向かいます。

約10分で荒山高原に到着です。昼食にしました。

(鍋割山往復) 鍋割山までの往復は簡単な山歩きルートです。家族連れの小さな子供も歩いていました。20分ほどで火起山手前の小ピークまで上ると後は尾根歩きです。そこからは北に南に眺望が開けるところがあります。火起山では7-8人の家族と思われるグループが賑やかに休んでいました。なお写真は戻り時に撮影したものと混在しています。

火起山から東を振り返ります。

竈山です。竈山にはどっしりとした岩があります。火を起こして竈とは何か判じ物になっているようです。

竈山から東を振り返ります。手前に火起山、正面は荒山です。地蔵岳も見えます。

北東方向です。中央に鈴ヶ岳が見えました。

北側にはうっすらと谷川岳が見えます。

鍋割山に到着しました。
三角点もあります。
ここからは南・西に大きく展望できます。北側は少し木が邪魔をしています。
桐生方面です。
少しアップします。今日は曇っていたのですが、靄のようなものが低く立ちこめていて、水墨画のような風情があります。
前橋市街の先に秩父の山々が薄く見えます。朝は富士山も見えたでしょうが今は見えません。

少し右方向をアップします。
西側には妙義の山々です。
少しアップしてみます。随分とユニークな山々が見えます。これらの山に登るにはもっと鍛えて技術も身につけた方が良さそうです。背後にそびえるのは浅間山です。
十分遠望を楽しんで鍋割山を後にしました。荒山高原へ下っているときに、左足に違和感を感じたので芍薬甘草を服用しました。それで、下山するまで痛みはでませんでした。

(鍋割山でみた大岩) 竈山から鍋割山の間ではいくつかの大岩を見ました。名前は付いていないようですが記念に写真に納めました。東から順番です。



(紅葉・花) 山全体としては紅葉は終わっていました。紅葉前線はもっと麓まで下りてしまったようです。しかし、少しは楽しめる光景もありました。

登山口から荒山高原まで。

(荒山への上りと下り)

これは落ち葉ではありません。

小さな小さなカエデです。こんな小さなカエデも紅葉するのですね。見事です。


アップ。

荒山高原から少し鍋割山方面に上ったところにリンドウが。
麓の紅葉。

最後に

このルートは、ツツジの時期と雪に覆われた谷川連峰がくっきりと見える時期が良さそうです。

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