2013年3月23日 名草尾根周回

名草周辺の尾根を周回してきました。
尾根では主要ピーク毎に位置確認と進路の確認をしたのですが、テープが多いのでそのような事をしなくとも迷うことは無いかも知れません。
藪が濃かったのは、540Pへの上り、P523からP572の近くまで、入山林道から520Pまでですね。その間は結構歩きづらかったです。とりわけ入山林道からP499過ぎまでは歩くのが大変でした。これからは藪が予想されるときはサングラスを準備したいと思います。
しかし、楽しい山歩きでした。くせになりそうです。
今回の歩きで、大小山から山王山経由で達磨杉峠までの尾根、足利織姫神社から大岩山経由で達磨杉峠までの尾根、この2つのルートを歩いたことになります。その先は赤雪・仙人ヶ岳を経由して白葉峠まで歩いています。
ところでピーク表示ですが、標準点が有る場合はP523などと表示して、等高線から高さを推定した場合は540Pなどと表示する事にします。

ルート

ルート数値 距離11.8Km  標高差 (+920m, -920m)  所要時間 6時間10分(休憩込)

私の行程
駐車地-(20分)-山道へ-(35分)-主尾根へ-(15分)-P475-(25分)-470P-(40分)-540P-(30分)-P523-(40分)-P572-(30分)-達磨杉峠-(25分)-P499-(15分)-520P-(15分)-ふれあいの道-(30分)-藤坂峠-(30分)-駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)名草尾根周回

経過

最初、秋葉山経由で歩こうと思いました。足松の上名草集会所に車を止めて準備をしているときに散歩をしている方に聞くと秋葉山は最近は登る人がいないとのこと、人家のさきから登れるのではないかとのことでした。確かに、尾根に取り付くには人家の横をすり抜けなくてはならないようです。奥の砂防ダムのあたりまで行ってみたのですが、取り付くにはロープが張られている箇所を通過しなくてはならなかったのであきらめました。地元の方がいれば声を掛けて通して貰おうと思ったのですが、誰にも会うことができませんでした。それで、烏ヶ森の住人さんのルートで歩き始めることにしました。

県道の脇の広い空き地に車を止めました。そこから北方向に進みます。随分と奥の方にも人家があるので道は舗装されていました。脇に庚申塚がありました。本当にこの辺には庚申塚が多いです。IMGP9399一番奥の民家のあたりが北東方向への尾根の取り付き地点になるのですが道らしきものは見当たりませんでした。植林地を這い上がるのは人目が気になったのでやめました。廃屋の前の作業道を奥に進みました。IMGP9401しばらく行ってから、左に斜面を登って尾根にでました。尾根には踏み跡らしき物は見えませんでしたが、細く彫り込んだ道らしき物はありました。IMGP9402急に尾根が狭くなりました。砂地なのですが、左右とも谷が見えているので怖くはありません。IMGP9404次第に岩が増えてきました。IMGP9406谷に入ってから約35分で主尾根に合流できました。2週間前に歩いたルートです。

約15分でP475に到着です。前回はここを右前方へ向かいましたが、今回は左へ進みます。IMGP9410今回歩いたルートは右側はかなりの急傾斜になっている場所が多かったです。こんな場所にも植林されていて驚きです。IMGP9413

450Pです。ここでは左に折れて西に向かいます。IMGP9414 450Pには祠が2つありました。1つは壊れていました。IMGP9415470Pです。ここからは大きな支尾根が左(南西)方向に派生しています。ここを右に折れて北に向かいます。IMGP9418 大規模な伐採地にでました。540Pの南側の谷に広がる植林地が伐採されていました。IMGP9419伐採地の横で祠が倒れていました。今回の伐採で倒れたのではなさそうですが。地図にはこのあたりに破線道があるのでここは峠だったのかもしれません。 IMGP9423伐採地の上の方から見下ろすと広く眺望が開けていました。足利の市街まで見えました。八王子丘陵の先には秩父の山々が薄くみえていました。まだ秩父の山は登ったことがありません。IMGP9426490Pへの上りです。手入れのされていない植林地を登ります。 IMGP9427490Pです。 IMGP9428490Pを過ぎると、右には飛駒の集落がよく見えます。丸岩岳に至る尾根も綺麗に見えます。IMGP9429植林地の尾根を進みます。右側は怖いような急傾斜ですから自然に左側を歩くようになります。 IMGP9433540Pへの上りです。枯れた笹が多かったです。笹が枯れると不吉だと言われますがいつ頃枯れたのでしょうか。 IMGP9434540Pに着きました。頂上は平になっています。 IMGP9435540Pを下りに使うとこんなイメージになります。右前方は明るい尾根が続きます。主尾根は左前方です。しっかり地図読みしないと迷いそうです。 IMGP9437「ぬた場」でしょうか。 IMGP9443名草北縁の尾根が見えてきました。 IMGP9445P523への上りです。 IMGP9447P523に着きました。 IMGP9448P523は2つのピークからなっていて、南のピークは東に、北のピークは北に尾根を派生しています。北のピークで左に折れて西に向かいます。 急に尾根が歩きづらくなりました。笹やツツジが邪魔をします。この辺りは踏み跡がないので、歩き安いコースを探しながら歩きます。尾根は歩けないので右側を歩く事が多くなります。 IMGP9450 IMGP9451樹間に多高山が見えてきました。 IMGP9452老越路峠方向への尾根が派生しているピークです。老越路峠へ下りる時にこの尾根を使うかどうかは不明です。明瞭な踏み跡は見えませんでした。 IMGP9454尾根に岩がでてくると、少し歩き安くなりました。 IMGP9458P572です。この辺りのピークは南方向への支尾根に引き込まれそうになります。私も何度も引き込まれそうになりました。都度、地図とコンパスで尾根方向を確認しました(テープもありますが、習慣づける為にも確認することにしています。まだまだ素人ですから)。 IMGP9460いくつか岩がありました。さすが安蘇の尾根です。 IMGP9465長石林道が見えてきました。峠に下りて行きます。 IMGP9466峠の上に「根本山神社」の標石がありました。何なのでしょうか。ここを北側に下って林道に下りる事ができました。 IMGP9468 達磨杉峠です。かつてここから赤雪山へ登ったことがあります。写真の木の階段で疲れたことを思い出します。ここで15分休憩しました。 IMGP9470予定では峠から林道を進んでP499へ向かうことにしていました。しかし、おにぎりを食べながら上を見ると先程長石林道を眺めた地点から南へ尾根がのびています。このまま林道を行ってしまうとその尾根を外してしまいます。300mぐらいなのですが、ここはやはり忠実に尾根を進むべきだろうと思いました。 休憩後少し戻って、尾根を下りました。林道への合流地点が見えています。 IMGP9471前方にはP499が見えています。少し林道を進みます。 IMGP9473林道から尾根の続きに入るととんでもない尾根でした。カヤトというのでしょうか。イバラもあります。 IMGP9474P499です。多分、この標識に気付かなければ、P499だとは気付かなかったでしょう。 IMGP9476ここからもカヤトは続きます。左側は植林地なのですが、急傾斜で歩けるようなところではありません。IMGP9477510Pを過ぎた辺の植林地内に名草らしい大岩がありました。 520Pに着きました。 IMGP9479計画段階で心配したのは520Pからふれあいの道までのルートでした。湯の沢歩道のようなひどい藪ではないかと思ったのです。また、ふれあいの道への尾根に乗るのが難しそうに思えたのです。しかし、あっけないほど味気ないルートでした。 520Pから少し東に進んで早めに南に進もうと考えていました。しかし、その地点にはすでにいくつかのテープが張られていました。IMGP9481下りは比較的歩き安い植林地でした。少し下りると左右に谷が見えてきたので尾根を下っていることは確かです。 ふれあいの道のベンチが見えてきました。 IMGP9483ふれあいの道に到着です。 IMGP9485ここからはハイキングコースです。階段を藤坂峠へ下りていくと前方に大岩山から行道山を経由してこちらへ延びている尾根が綺麗にみえました。 IMGP9489階段に本当に小さな花が咲いていました。花の季節は始まっています。 IMGP9492 IMGP9496藤坂峠に下りてきました。 IMGP9497ここから駐車地まで30分県道を歩きました。
充実の歩きでした。

 

 

 

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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