2013年3月9日 須花北周回

前回、須花から南尾根を歩きましたが、今回は北尾根を歩いてきました。憩いの館からP345、P369、P419、P449をへて主尾根から右方向に塩田に下山するルートです。今回一番の悩みはP449の先にあるという急降下でした。烏ヶ森の住人さんあにねこさんの報告を参考にさせていただきましたが、かなりの傾斜らしいので上りにすべきか下りにすべきか迷いました。結局、県道歩きを最後にしたい、もし下れなかったらそこで引き返せば良いだろうということで当初の計画通り右まわりにしました。
その急傾斜地は摑み所が多かったのでなんとか下りる事ができましたが少し怖かったですね。
この尾根は朽ちた倒木が多く、急傾斜、狭い尾根など歩きづらい場所も多いのですが、楽しく歩く事ができる魅力的なルートでした。尾根では誰にも会いませんでしたが。
相変わらず1ヶ所でミスルートをしてしまいました。すぐ気付いて戻りましたがかなり初歩的なミスです。

ルート

ルート数値 距離11.5Km(内5Kmは林道県道歩きです)  標高差 (+680m, -680m)  所要時間 5時間20分(休憩込)

私の行程
須花憩いの館-(40分)-尾根須花分岐-(30分)-P369-(25分)-P419-(35分)-P449-(45分)-秋葉山分岐-(15分)-P475-(45分)-林道合流-(65分)-須花憩いの館

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)須花北
経過

8時憩いの館着。今朝、新聞で「ヤマビル」が増えているという記事を読んだのでスパッツを付けることにしました。その効果があったのかそれともこの尾根にはいなかったのかは不明ですが吸血鬼の餌食になることはありませんでした。
最初は前回同様のルートなので一気に進みます。展望台への上りで男体山が見えました。IMGP9323

浅間山で安全登山を祈願して、主尾根に合流します。前回はここを直進して下りましたが、今回は斜め右に進みます。IMGP9328

急に藪っぽくなって踏み跡が薄くなります。しかし、赤テープがありました。歩く人が多少はいるようです。この赤テープ、この尾根ではかなりありました。必要以上にあるような気がしました。IMGP9329

P369?に向かって登ります。IMGP9332ここで大きなミスをしてしまいました。ここを左に行ってしまったのです。この地点は小さなクランク状になっているのですが、P369は2つ目の角で右に支尾根を分岐してルートは左に折れます。それを1つ目でP369だと誤認して左に折れてしまったのです。前方に上り返しが見えないので、すぐミスに気付きましたが、方向を変える前にコンパスで方向確認すべきだったと反省します(反省しても身につかないのが最近の私なのですが)。
ここが本当のP369です(赤が目立ちます)。IMGP9335P419手前に祠がありました。IMGP9336P419です。樹間に男体山・皇海山が見えました。この辺りから倒木が増えてきます。IMGP9337P419から狭い尾根に下りて行きます。このコースは狭い尾根に下りて行くパターンが多いですね。IMGP9338西側に431.6mの三角点がある秋葉山が見えています。IMGP9340前方にはP449が見えてきて、その左手には今回最大の難関の小ピークが見えてきます。写真中央がその小ピークです。IMGP9341P449への上りです。IMGP9346P449です。麓の集落と男体山が見えました。IMGP9347小ピークに向かう途中に、狸の溜糞らしきものを見つけました。IMGP9350急降下のある小ピークに到着しました。南西方面の眺望が開けます。IMGP9351ここで、ストックをしまいました。地図とコンパスで方向をよく確認して降下開始です。この斜面はかなりの急斜面なのです、しっかり木や岩を掴んでゆっくりと下りて行きます。枯れ木が多いので注意しました。太い松にも枯れているのがありました。八割方降りた地点で振り返りました。IMGP9353大失敗。ストックが1本ぶら下がっているではありませんか。紐が折れ枝にかかってしまったようです。ザックに付けるときは注意しなくては。もちろん上り返して持ち帰りました。
コルに降りてから振り返ります。IMGP9354少しはなれた場所から振り返ります。IMGP9357今回のルートで一番の難関を無事通過して、少しハイになりました。
麓の集落が見えます。IMGP9360
男体山も見えます。 IMGP9361

こんな尾根が続きます。IMGP9363 植林地を少しすすんで、秋葉山への分岐に到着。ここで大休止15分。暖かいお茶におにぎり。秋葉山方向をみる。ここを下りに使ったら、余程しっかりと意識していないと秋葉山方向に行っちゃいそうです(行ってしまった報告もあります)。IMGP9364北側にはP475が見えています。IMGP9365P475へは植林地と自然林の間を登ります。かなり急傾斜です。IMGP9370P475です。主尾根はここを左に折れます。IMGP9371今回は塩田方面に降りるので主尾根から分かれて右前方へ進みます。植林地と自然林の間を進みます。 IMGP9373ずっとその状態が続くのかと思っていたのですが、急に藪っぽくなりました。右側は伐採して植林をやめてしまったのでしょうか。本当の藪です。IMGP9375最後の小ピークに登ると直進は藪です。右方向に檜の植林に沿って下りて行きます。IMGP9376ここからの下りはかなりの急傾斜です。途中、崩壊した林道に遭遇するのですが、かなり迂回しているようなので、植林地と自然林の境界の急傾斜を下りて行きました。帰宅後確認すると一番急な場所を降りてしまったようです。藪よりはましだろうと突進してしまいました。
林道に降りてから降りた斜面を見上げました。IMGP9378
林道は狭いですがまだ奥に続いています。 IMGP9379
集落にでてきました。前方は見事な尾根が続きます。あちらは今回のルート以上に難物でしょう。杉はいっぱい花粉をためているようです。 IMGP9380
憩いの館までは、市道・県道を暢気に歩きました。市道のミスルートもありました(行き止まりになってしまいました)が、舗装道路の歩行は後で脚に堪えます。
花が咲き始めています。花が増えると名前を調べるのに時間がかかります。そんな季節になりました。 IMGP9384
憩いの館では蕎麦をたべて、直売所で野菜を買って、家へのお土産にしました。

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