2013年11月9日 西上州 鍬柄岳・大桁山

西上州鍬柄岳へ行ってきました。別の計画を立てていたのですが、山岳会でこの計画が出てきたので、参加させて貰いました。怖がり屋の私一人では絶対に計画しないルートなのですが、ベテラン諸氏が一緒なら安心です。
時間は短いですが、いつもとは違う山歩きを楽しむ事ができました。総勢5人での山行です。

ルート

ルート数値 距離7.3Km 標高差 (+875m, -875m) 所要時間 4時間50分(休憩込)

行程
やすらぎの森-(15分)-登山口-(30分)-分岐-(18分)-鍬柄岳-(18分)-分岐-(18分)-ハシゴ-(60分)-大桁山-(35分)-川後石峠-(35分)-やすらぎの森

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)20131109-鍬柄岳大桁山

経過

南蛇井から入って杉林に入ると道は狭くなりました。登山口を通り過ぎ、釣堀を過ぎるとまもなくやすらぎの森への入口があるのですが、極端なカギカーブになっていて車は回ることはできません。少し谷奧に進んで広くなった場所でターンしてきました。
やすらぎの森駐車場は10台以上が止まれる広さがあり、トイレは水洗でペーパーも置かれていました。感謝感謝です。帰りは日向方面にでましたが、こちらの方が車の運転は楽そうです。

駐車場(Kさんの写真です。構図が私のと違いますね。下山後の写真です。)
131109 014

まず、来た道を登山口まで戻ります。IMGP1745

途中、鍬柄山を見上げることができました。写真では何度か見ていますが、実際見ると本当に登れるのかと心配になります。帰宅後よく観察すると、この写真では岩山の左下から右上へ灌木が生えていますがそれに沿って登っていったようです。そして、右上で折れて左奧に進んだようです。
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登山口までは約15分。西に折れて阿夫利神社を目指します。
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神社で安全祈願しました。嵐の時大丈夫なのだろうかと心配になるような神社でした。
神社前はギンナンがたくさん落ちていました。
IMGP1753

神社右の作業道を奧に進むとすぐ左に山道へ進みます。
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ジグザグに斜面を登って尾根に取り付くとすぐ鍬柄岳と大桁山の分岐に着きます。標識は鍬柄岳のみで大桁山の名前はありませんでした。
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分岐からすぐクサリ場につきました。
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一呼吸おいてクサリに取り付きます。
IMGP1765
かなりの傾斜はありますが、クサリが新しく輝いているので安心です。また斜面には掴み所も多いし、足場は削られた箇所もあって想像したより楽に登ることができました。ただ、途中で写真は撮れませんでした。
東に登ってから、狭い尾根を西に進みます。その尾根にもクサリとトラロープがあります。

山頂に着きました。山頂は狭いですが10人ぐらいは休憩できそうです。石祠があって、幟を立てる為の台も作られていました。お祭りの時はカラフルな幟が立つのかも知れません。
IMGP1772
山頂からは360度の景観です。
北西にはこれから向かう大桁山が。植林が山頂近くまでされています。この時は快晴でした。
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南西方向です。四ツ又山・鹿岳が特長のある山容を見せています。
IMGP1769
南方向
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帰宅後気付いたのですが、荒船山方向をとった写真がありませんでした。残念です。
と思っていたら、Kさんに写真を頂くことができました。荒船山が石祠の背景に写っています。131109 004
景色を楽しみながらゆっくりと休憩しました。下山後、分岐を大桁山方向に向かいます。分岐には大桁山方向への案内が無いのでお薦めのルートではないのかも知れません。しかし、歩き始めるとそれなりに標識もありました。
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いかにもバリエーションルートのような場所を通過しますが、大部分は歩き安く踏み跡もしっかりありました。
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林道にぶつかります(鼻を打つことはありませんが)。
切通になっている箇所にハシゴがかかっていました。こんなところにハシゴをおかなくても巻くことはできると思うのですが。
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尾根をまっすぐに登ります。
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やがて、二つ目の林道を横切ると、丸太階段にでました。
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階段はすぐ終わって、作業道を大桁山の南方向に進みます。
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標識のある場所からはまたジグザグの丸太階段で尾根に登ります。最後は尾根にそって階段を進んで山頂に到着です。
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大桁山山頂は幅広で細長い山頂でした。
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山頂。
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三角点
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山頂からは南方向には展望が開けているのですが、北・西方向は木が邪魔していました。なんとか見られた妙義方面。
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山頂でゆっくりと休んでいると、次第に薄雲がでてきました。お天気は崩れそうです。

下山は林道に下りた後、川後石峠方向に林道を下ります。川後石峠です。ここから尾根に取り付いて町境界沿いに大桁山に向かう事もできるのでしょう。取り付いた跡が見られました。
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林道を素直にトラバースすることなく下ると、千平駅方向の標識があって、そこを谷へ下るとやすらぎの森はすぐでした。

下山後は、清流荘の露天風呂で汗を流しました。

紅葉と花

今回は紅葉も大きな目的だったのですが、やはりハズレ。やすらぎの森のモミジが一番よかった。
やすらぎの森の紅葉。
IMGP1800 IMGP1801

大桁山山頂で。
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ルートの随所でみられたタムラソウ?。葉に少しトゲがあるのですが。でももう秋深いのですが。結局よく判りません。
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マムシグサの赤い実。
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リンドウ。大桁山への登りに残っていました。
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黄色い花。まもなくしおれそうです。
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2 Responses to 2013年11月9日 西上州 鍬柄岳・大桁山

  1. たそがれオヤジ のコメント:

    こんにちは。
    みつまんさんが西上州とは珍しい。小山からだったら、車に乗っている時間の方が長かったのではありませんか。
    両方の山とも、名前は知ってはおりますが行ったことはありません。
    いい感じの山ですね。周回しても大した時間もかからないようで。
    西上州の山というと、どうも、風化してもろくなった山ばかりといったイメージが強くて、足も自然に遠のいております。
    こんな感じでしたら、冬にでも歩けそうですね。厳しいところもそれほどないように見受けられますしね。

    • mituman のコメント:

      こんばんは。たそがれさんが未踏だとは驚きました。鍬柄山は岩がしっかりしていたので私でも登ることができました。石塔尾根のように風化していたら無理でしょうね。西上州でも今回のところはICから近くて2時間弱でつきます。奥まったところに行かなければ、那須に行くのと大差ありません。でも、一人では行かないでしょうね。長時間運転すると眠くなるし、近くに行きたい山がたくさんありますから。

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